われわれは太陽の光を浴びたり、蛍光灯の下で生活したりしていますが、光の照射で痛みが消えたり、傷が治るという経験をあまりしませんが、低出力レーザ照射では可能です。何故でしょうか。鍵は光の波長と波形、エネルギー密度にあります。
低出力レーザ治療には、主に近赤外線が使われておりますが、800nm前後の光は、水とヘモグロビンの吸収が最も少なく、生体に対する窓といわれております。光学レンズを使って780nmのレーザ光を絞ると、10mWの半導体レーザを用い、30mm程度生体内に浸透させることが可能ですが、30mm浸透すれば、皮膚下のレセプターを刺激することができます。自然光は皮膚の表面で殆ど反射され、生体内には短波長の電磁波しか浸透しませんから、大きな違いです。
レーザ光が使われる意味には、単波長であること、エネルギーを集中することが可能であることと、もう一つ、波の位相が揃っている為、細胞膜又は細胞内の物質に共鳴現象を起こすことが可能で、低出力レーザ光が生体を刺激するメカニズムの一つと考えられます。
光の本体は光子(フォットン)ですが、低出力レーザ療法の本質は、光子が生体内の細胞を刺激し、活性化、正常化する治療法であることが判ります。
わが国では、現在、赤色光、630nmの波長のHe−Neレーザと近赤外光、800nm前後の波長の半導体レーザが疼痛緩解用として厚生省より認可されておりますが、取り扱いの簡便さと浸透力の点から、半導体レーザが主流になっております。レーザ治療器をいくつかご紹介します。

 LTU-904

最新の技術を取り入れ開発された、波長904nmのポータブルタイプの半導体レーザ治療器。この近赤外線レーザ光は、組織の中に深く浸透し、画期的な光治療効果を発揮します。
(日本では動物用の用途のみ承認されており、医家向けの承認は,現在メーカが申請準備中です。人間用の治療にお使いの先生は、メーカに直接お問い合わせ下さい。)


[LTU-904の特長]

*LTU-904レーザは、即事治療効果が高く、レーザ照射と同時に急速に疼痛を軽減します。又、腫れや炎症も急速に解消する体に優しいレーザ治療器です。LTU-904はClass1に分類されるレーザ治療器ですので、患者や治療家の目に障害を与える虞の全く無い安全な治療器です。
1.低出力レーザ治療は、人間や動物の各種の傷、痛みの治療に有効であることが世界的に知られています。
904nmのレーザ波長のLTU-904は、各種スポーツ障害の治療に力を発揮します。
例えば、打撲、創傷、潰瘍、肉離れ、筋肉痛、各種捻挫、テニス肘、野球肘、野球肩、アキレス腱炎、足底筋膜炎、突き指、棚障害、手指関節炎、母指腱鞘炎、腰部捻挫、脊椎分離すべり症状、オスグット病、膝蓋靭帯炎、踵骨骨端炎、骨折後の接合促進等
2.LTU-904は、コンパクトな携帯式レーザ治療器で、1回の充電で、5時間の連続レーザ照射が可能です。
電源から直接給電して使用することもできます。
3.レーザの照射時間は、デジタルタイマーで表示され、レーザの動作は、ランプの点滅と動作音で確認する事が出来ます。レーザは、照射ボタンに指を触れているときのみ照射され、指を離せば照射は中断しますので、非常に安全です。
4.LTU-904には、プローブの先端に装着する反射板が付属しており、皮膚から反射される光は、再び組織に送り返され、治療効果をより確実に致します。

[主な仕様]
  レーザ:半導体レーザ(Ga-As)
  レーザ波長:904nm
  レーザピーク出力: LTU-904  1W
               LTU-904H 5W
  レーザパルス周波数:低 2500Hz 高 5000Hz
  パルス間隔:200nseconds
  レーザクラス:クラス1(両タイプ共)
  電池:充電式ニッケルメタル電池
  電池性能:連続使用時間
  充電時間:15時間
  重量:375グラム
  長さ:205mm

[製造元]
  RianCorp Pty Ltd
   2/331 Seaview RoadHenley Beach, South Australia 5022
   Telephone (country code 61) 8 8232 8822
   Fax (country code 61) 8 8232 8833


半導体レーザー治療器、治療器の宝石
DIOTRON(DL-S)
今、一番新しい除痛に威力を発揮するレーザー治療
安全性・コンパクト・経済性の3拍子
この低出力レーザーは、優れた生体組織透過性を有し、生体の刺激活性化を助長し、体の痛みの緩和に効果を発揮するコンパクトな半導体レーザー治療器。


特徴
  1. 本体はIC化され、コンパクトでしかも軽量で持ち運びに便利。
  2. 電源は、KeyスイッチでON・OFF。スタートは本体とハンドピースにあり、ハンドピース側ONの繰り返しが可能。
  3. 操作性に優れた細部、ペンタッチフィット可能、視野の確保に秀でている。
  4. 照射出力は30mW, 波長は830nmで1秒ごとに警告音とハンドピース前部に赤色の警告灯が点灯し、安全な照射が確認できる。
  5. レーザー発振の出力が確認できるパワーチェック機構付。
  6. 電力消費量が少なく経済性に優れている。
  7. 即効性なので、有効性や適応の判断が早く予後判定が容易。
  8. 低出力な為、組織障害や副作用の心配が無い。
  9. 使用中には、痛みは生じない。
仕様
光源 :半導体レーザ(GaAlAs)
●電源 :波長 830nm
●照射出力:30mW, 照射設定時間60秒
●定格容量:AC 100V 0.08A/50/60Hz 消費電力/8W
●本体寸法 W190 × D(Max)185 × H(Max) 59mm
●総重量 本体:880g ハンドピース部:135g
●保護眼鏡: × 2個 光学濃度O.D.値3.0以上(830nm)
オプション:特注ハードケース

[製造元]    長田電機工業(株)



レーザ治療器
FLAT10は、浸透性の高い波長780nmのソフトレーザによって、各種の疼痛や腫脹を軽減し、血行促進や抵抗力を増加させる半導体レーザ治療器です。



[FLAT10の特長]
   1.二重の安全機構
      スタートボタンを押しても、プローブ先端のタッチセンサーを治療部位の皮膚に接触させないと、レーザが照射しない設計。
   2.患者の負担が無く、生体を傷つけない
      生体に傷をつけず、患者に苦痛感を与えない。細菌感染や血液汚染の心配が全くない。
   3.波長780nmの半導体レーザ
      波長780nmのレーザ光は深部浸透効果が高く、生体内で効果的な治療効果を発揮する。

[主な仕様]

   レーザ素子 : 半導体レーザダイオード(GaAlAs
   波長    : 780nm
   光出力   : 10mW
   照射時間  : 自動 1秒〜9分59秒 任意設定
           手動 連続(10分迄)
   電源入力  : AC100V 50/60Hz 約11W
   外形寸法  : 本体:(W)380×(D)280×(H)115mm
   重量    : 本体 約4.4kg
  [製造承認番号] 63B第1665号

  [製造元]    日本精密計測器株式会社